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いだてん第10回「真夏の夜の夢」ネタバレ(白夜と孤独と日本代表の誇り)

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今週のネタバレです

 

 

ストックホルムにて練習開始

日本出発から2週間後、金栗四三(中村勘九郎)はいまだ日本にいる嘉納治五郎(役所広司)あてに手紙を書いていました

 

無事ストックホルムに着いたこと、スタジアムを見学したこと、ガイドのダニエルとマラソンコースを下見したこと……

 

 

四三と三島弥彦(生田斗真)は現地でインタビューも受けます

日露戦争勝者の日本への注目度は高く、世界記録保持者である金栗四三もポルトガルのラザロ選手から挨拶されるほどでした

 

四三(嘉納先生の一日も早いご到着をお待ちしております)

 

 

——当時、ストックホルムから日本に手紙が届くまで2週間かかっていました

日本では嘉納治五郎が出発するところです

 


2週間後、弥彦が窓から飛び降りようとするのを四三が必死で止めていました

その理由とは……


—オープニング—

 

四三と弥彦はロッカールームで白夜のせいで眠れなかったと話していました

インタビュー記事を見ると「小さな日本人選手」と書かれています

 

弥彦「言いたい奴には言わせておけ。何も考えず走るだけさ」

孤独が何よりの敵なり

練習中、ひとりきりの四三は集団で批評しながら走る外国人の選手団を羨ましく思います

 

 

大森監督(竹野内豊)からの提案で、四三は1万メートルにも出場することになりました

弥彦も100,200,400mに出ます

 

安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)「下手な鉄砲数ちゃん当たるよ?」

大森「安仁子、数うちゃだよ?数ちゃんじゃないよ」

 

 

大森監督は肺の持病が悪化しており練習に顔を出せませんでした

次の日、さらに次の日も出られず……

 

四三(実に孤軍奮闘なり)

注目される四三とされない弥彦

各国の選手が現地入りし、練習はますます賑やかになります


ロッカールームでは四三の履いている足袋が珍しがられていました

大工の履物だと日本語で説明しようとしますがうまく伝えられず、ジェスチャーで会話します

 

声をかけてきたラザロは偶然にも大工だったので、四三は足袋をプレゼントすることにしました

ラザロ「故郷に帰ったら自慢します。カーペンターシューズ……」

 

 

弥彦は孤独に練習を続けますが、西洋人の選手の速さには歯が立ちません

しかも練習終わりに弥彦が見たのは、他国の選手たちに囲まれて人気者になっている四三の姿でした

志ん生(ビートたけし)の師匠、円喬(松尾スズキ)の人柄

足袋を送ってほしいと電報を送られた播磨屋では、車夫の清(峯田和伸)が橘屋円喬に弟子入りした友人の朝太(森山未來)のために着物をこしらえてやりたいと話しています


朝太の師匠の円喬は人の落語中、間の悪いタイミングで笑ったり咳をしたりして邪魔をするような人柄でした(半端な芸をやっているときは)

 

当てつけのように同じネタを直後にするが、面白いので誰も文句を言えなかったそう

 

円喬は肺も患っていました

 

 

後の志ん生(弟子時代は朝太)は、銭湯で弟子の五りん(神木隆之介)に円喬の話を語ります

その五りんはというと、親父の言いつけだからと冷水浴をしながら話を聞いていました

弥彦は完全に参ってしまう

四三は冷水浴のやりすぎでホテルの部屋の水道を止められてしまいました

 

四三(嘉納先生がこの手紙を読んでいたら手遅れですが……)

ついに大森監督だけでなく、安仁子夫人も弥彦も誰も部屋から出てこなくなりました

 

部屋を覗くと、薄暗い部屋の隅に座り込んでいる弥彦の姿がありました

自信を喪失し、屈辱を味わい、もう限界だと

弥彦「西洋人は速い……とても勝ち目はない」

 

四三「精いっぱいやりさえすればそれでよかっですよ」

 

励ます四三に対し、走れば人が寄ってくる君とは違うと弥彦は怒りだします

弥彦「ミスター12秒だよ!期待されてないんだよ。君と違って!」

 

バスルームで泣く弥彦

 

 

四三は大森夫妻のドアをたたきます

三島がかなり参っているから指導してやってほしいと押し入ると、大森はかなり具合が悪く、起き上がるのも辛そうにしていました

 

四三(日本にとってこれが最初で最後のオリンピックになるかもしれません)

  (黎明の鐘はなりません……)

一度落ちて、再び起き上がる

部屋に戻ると、弥彦が窓枠に足をかけているところでした

四三は必死で引き戻し、 

四三「落ちて足ば折ったら走れんばい。一生後悔するばい」

弥彦「……」

四三「われらの一歩には意味があるばい!

弥彦「……すまん」

 

今日の指示を渡しに安仁子がやってきたとき、四三が弥彦の上に馬乗りになっているところでした

必死に否定しますが、二人の仲を誤解されてしまいます

安仁子「置いておくねフフフ」

 

 

練習をみてやれない監督の代わりに安仁子が写真を撮って伝えます

その後大森の持病も持ち直し、弥彦のスタート姿勢を矯正したりできるようにもなりました

日本代表としての誇り

四三はホテルで冷水浴ができないので、外で水浴びを続けます

途中、他国の飛び込みの女子選手たちに裸を笑われたりもします

 

走りながら、ガイドのダニエルになぜ走るのかと聞かれて、四三は同じ答えを繰り返します

ダニエル「Why are you running?(なぜ走るのか)」

四三「I don’t know(わからない)」

 

ダニエル「(馬のクソ踏んでる)」

四三「I don’t know」

 

 

6月23日は、ストックホルムで完全に夜が無くなる夏至祭でした

四三は目隠しと耳栓をして寝ていますが、夜通し踊り明かすスウェーデン人に困り果てていました

苦情を言いに行きますが、逆に日本の歌を歌えと言われ、四三と弥彦は仕方なく君が代を歌うことにしました

 

歌い終わった後、二人が目にしたのはやっと到着した嘉納治五郎でした

 

 

嘉納は四三には足袋、大森には論文を冊子にしたものを渡します

何か変わったことはあったかと尋ねる嘉納の嬉しそうな表情と選手二人の表情が対比的です

 

オリンピック開催を8日後に控え、嘉納と大森が様々な打ち合わせをします

入場時のプラカードの国名表記について、国際表記の英語で「JAPAN」と決まりそうになったとき、四三は「日本」と書くべきと主張します

 

冗談かと笑われようとしたとき、真剣な表情で四三はこう言うのでした

四三「そうでなければ俺は出ません!

まとめ:やっと嘉納先生が来た

日本で役人に邪魔され、なかなか渡航できなかった嘉納校長ですが、無事オリンピック開催に間に合いました

 

我らが愛すべき可児(古館寛治)と永井(杉本哲太)は、今日は名前だけの登場でした

大森監督に渡された冊子を作る手配をしたのが二人だそうで

 

ドラマ終了後の特集はスウェーデンでは金栗四三が割と有名であるとのことでした

その理由はドラマを観て、とのことでしたが、年配の方はきっとご存知のあの後日談のことでしょう

 

映像を見てたらスウェーデン行きたくなりますね

次回「百年の孤独」

これはかけっこではない……

お楽しみにー