家の守り人

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いだてん第5回「雨ニモマケズ」※ネタバレ(四三、マラソンで世界記録を出す)

 

今週のネタバレ

 

 

三島天狗大活躍

前回の続きから
古今亭志ん生(ビートたけし)は落語の「芝浜」のようで芝浜でない、オリンピック予選大会の話をしています

 

——明治44年11月19日(1911)
前回集合場所を間違えていた金栗四三(中村勘九郎)たち徒歩部の面々が羽田競技場にたどり着きます

 

出場を家族に反対されていたため100m走の計測係をしていた三島弥彦(生田斗真)は、我慢できずに飛び入り参加します
「ちょっと待ったー」
「いっちょやりますかー?」

 

そしてそのまま100m、400m、800mでぶっちぎりの優勝をもぎとりました

 

弥彦はストックホルムオリンピック(1912)日本人初の短距離走選手になるのです

 

——オープニング——

10里25マイルのマラソン

マラソンに参加する選手が集合しています

永井(杉本哲太)
「歩いてもいい!休んでもいい!生きて帰ってくれたまえ!」

 
最終種目のマラソンが始まります
スタートとともに激しい雨が降ってきました

 

51番金栗四三は最下位、徒歩部の野口(永山絢斗)、橋本を従えています

最初はわざとゆっくり走る戦略で、5km地点で着実に順位を上げています
ランナーがバタバタ倒れ、まるで地獄絵図のようです

「野口くん!お先に!」

 

沿道の人たちはマラソンを初めて見るので大騒ぎしています


——予選大会本部(羽田競技場)

嘉納(役所広司)「待っているだけ?」
永井「そういうもんですから」

伝令「落伍者8名です!」


四三は2位の井出が折り返し地点でフラフラしているところを追い抜きます

これまで6里までしか走ったことのない四三にとってこの先は未知の領域です

 

1位の佐々木と50mまでせまります

清(峯田和伸)「足袋がぬげそうだぞー」


橋の上で見合う佐々木と四三……
奇妙な睨み合いが10秒ほど続いた後で再び走り出します

 

——本部

落伍者13名
「医者が足りない!」

 

永井「責任問題ですよ、これは羽田の悲劇ですよ!
嘉納「ん?」「何か来た!」


東京高師(高等師範学校)の51番金栗四三が1位で戻ってきます
ボロボロの足袋を脱ぎ捨て裸足でゴールテープを切ります

 

嘉納2時間32分45秒!世界記録だぞ!

倒れこむ四三

嘉納「君こそ世界に通用するいだてんだ!」

 

——幼いころの回想

四三の、嘉納治五郎に抱っこしてもらうという夢がやっと叶いました

永井「誰か水を!」
四三「いや、結構です」


志ん生
「どうしてだい」
「世界記録がまた夢になると困る」*1

孝蔵、師匠と出会う

オリンピック予選大会の日の一日だけ、清の代わりに美濃部孝蔵(森山未來)が人力車夫になっていました

人力車の客は橘家円喬(松尾スズキ)です
孝蔵は人力車の上で円喬が話す落語に聞き入ります

 

 

——羽田競技場

四三の記録がロンドンオリンピックの記録より22分も早いことに議論が紛糾します

特に雑誌『冒険世界』記者の本庄(山本美月)が主張します
「いかにも疑わしいわ!」

 

嘉納「…いや、距離も時間も間違いないだろう」

 


寄宿舎では祝勝会が行われています

可児(古舘寛治)「もう弱小徒歩部なんて言わせないぞー!」
永井「生徒の前で醜態をさらすのはいかがなものか、可児くん」

 

可児は酔っぱらっているので永井舎監をいじり倒します
「歩いてもいい…休んでもいい…生きて帰ってくれたまえ…(ものまね)
「ハハー(大爆笑)」


そこにすっかり存在感の薄くなった美川(勝地涼)くんが登場します
美川「一躍時の人じゃないか」

みんなにもてはやされる四三との間に距離を感じる美川でした

足袋の改良が課題である

四三「(拝啓、兄上様…)」

——回想
兄「学生の本文を忘れ、かけっこにうつつを抜かすとは」

 

四三は手紙を書くのをやめて「勝つためにノート」を開きます

 

——羽田競技場での打ち上げ
嘉納天狗と三島天狗が楽しそうに、松明をもって走り回っています
「天狗!天狗!てんてんぐー!」

 


四三は「勝つためにノート」にマラソンの感想と課題を書きます

マラソンでは足袋が最後までもたず裸足で走ることになりました
(破れん足袋を作ること、それが課題)

 

明け方、「今日は休もうか」とする四三は兄に叱られる幻覚を見て部屋を飛び出します


松葉杖をつきながら播磨屋へ

四三「完走できました。ばってん…」
辛作(ピエール瀧)「いいんだよ!礼なんか^^」
妻「この度はよくぞ播磨屋の足袋で大記録を」

 

「うちの足袋はどうだい」
四「走りにくかです。とくに砂利道には向かんです」
「だろうね…座敷で履くものだからね」

 

四「もっと底を頑丈に…」
「帰れー!この田舎もんがー!」

 

四三は至近距離で子どもに塩をまかれて追い出されてしまいました
子「べろべろべろべー」

それぞれのオリンピック

——三島家にて
新聞に載った弥彦を褒めない兄と母親をおかしいと興奮する女中のシマ(杉咲花)

シマ「奥様といい弥太郎様といい、この家はどうかしてます!
弥彦「それが三島家のさだめさ」

 

女子ゆえにスポーツを諦めているシマに対し、弥彦は世の中が変われば女子のスポーツも盛んになるかもしれないと励まします

 


——写真撮影をしている四三はカメラマンに「世界を意識したポーズ」を要求されています

 


孝蔵は橘家円喬を人形町まで送り届けました

円喬「ごくろうさん」
孝蔵「…弟子にして下さい!

円「あぁそう、じゃあ…明日も浅草から人形町まで頼むよ」


これからはまっとうに生きると言う孝蔵を清と遊女の小梅(橋本愛)は笑います
「じゃあ賭けるか?」と言ったところで、円喬がやって来ます

円「博打はやめたんじゃないのかい?」
「師匠!」
円「人形町まで頼むよ」
孝「へい!」

 


——熊本
金栗四三の載った新聞を見るスヤ(綾瀬はるか)とその父親(佐戸井けん太)

スヤは記事をスクラップしようとしますが、父親にこれから嫁に行く娘が…と言われてしまいます

 


世界を意識したポーズをとる四三
カメラマン「参ります(パシャッ」

 

ストックホルムオリンピックまであと半年!

まとめ:本当に世界記録だったの?

初のオリンピックは惨敗という話だったのでは?

半年前の時点で世界記録より22分も早かったのなら、記者の本庄さんが言っていた通り疑わしいですね

また違うドラマチックなできごとが起こるのかも!
あえて調べないでおきます

 

四三が走ったマラソンは10里(=40km)でしたが、フルマラソンが42.195kmになったのは第8回のパリオリンピックからだそうです

 

差を計算してみましょう

 

2時間32分45秒÷40km=9165秒÷40km=229.125秒/km=3.81875分/km

3.81875分/km×2.195km=8.38215625分

 

残りの2.195kmを走っても8分強しかかからないので、世界記録より22分早かったというのも間違いとは言えなさそうです

 

今週の一番面白かったところ

可児さんが永井舎監のものまねをしてましたね、その時の表情が笑えました


次回第6回「お江戸日本橋」

 

*1:芝浜のオチ